YAMASA言語文化研究所
学生ネットワーク 
Yamasa
センターホームページ

学生ネットワーク

作品投稿

ホームステイ


ニュースレター
バックナンバー
日本的出来事
学生紹介
職員紹介
ジャパンガイド
その他
写真館
ホームページ作品
Eメール
岡崎ガイド
オンライン学校

ご意見をお聞かせ下さい!
投書箱

YAMASA求人情報

前号 -

次号 -

目次

岡崎城(スティーブン・ワイクスさんの投稿記事)

岡崎城大手門
岡崎城大手門

岡崎城は中岡崎駅からほど近く、行くのにそれほど時間は掛かりません。近くまで行くと、城を取り囲むお堀と橋が見えるようになり、橋を渡って城内へと入って行きます。橋は緩やかな弧を描いた、欄干が赤い日本の伝統的なスタイルの橋で、個人的にはこうしたものを見ると「江戸時代の橋」という感じがします。日本の城で良く見られる巧みな石組みの様子は、まず橋を渡り終えたところで外堀からそそり立つ石垣に見ることが出来ます。ヨーロッパの城と比較して見ると、日本の城はがっしりした箱ようなヨーロッパの城とは異なり、質実剛健な要塞と言うよりむしろ、どちらかと言えば自然にスラッと上に伸びて見た目に美しい感じがします。

岡崎城
岡崎城

橋を渡り切った所から、5階建ての天守閣正面へと続く石段が始まります。階段の頂上に辿り着くと、私は天守閣右手に見えるお寺で何かセレモニーが行われていることに気付きました。そこには日本の伝統的な衣装に身を包んだ人々が集まっており、どうやら結婚式が開かれているようです。ここから天守閣入口まではさらに石段が続き、土台から見た天守閣の高さをいっそう高くする作りとなっています。天守閣内部を見学するための入場料は200円。また、同じ敷地内にある「三河武士のやかた家康館」の入場料は500円ですが、今回私はこちらは見送ります。中で写真を撮っても良いのか訪ねてみました。実は授業以外で日本語で人にものを尋ねたのはこれが初めてだったのですが、返って来た返事は身振りで「OK」と表現するものだけでした。もちろん意味は分かりますが、言葉で返してもらえたらもっと良かったのにと思います。

1階から早速面白いものがあります。岡崎城が築城された時代の日本刀、武器、鎧。それから岡崎城の歴史と経緯を紹介する6分間のビデオ。それらをたっぷりと楽しんだ後で2階へ。1階の方がずっと楽しめましたが、2階では昔の城下町の暮らし振りを紹介するビデオを見ることが出来ます。

徳川家康の鎧
徳川家康の鎧

次のフロアにはあまり見たい物が無かったので、ビデオカメラ越しにちょっと眺めただけで最上階へ移動しました。ここには2つ見る物があります。まず、部屋の中央に置かれたディスプレイ。これは岡崎周辺の見所をいくつか紹介しています。もうひとつは、壁に陳列された日本の他のお城の写真です。そしてもちろん忘れてはいけない最後の見物、ここまで来るといよいよバルコニーに出て外を眺められます。最上階からは、岡崎城下は言うまでもなく、それよりずっと遠くまで見渡せます。

一番下まで戻って、最後にちょっと土産物屋を覗いてみました。買う気になるものは何も見当たりませんでしたが、誰でも使えるように置いてあった巨大なハンコ(注:観光記念スタンプ)が目に留まったので、入る時に入口でもらったパンフレットの裏にそれを押して、そして外に出ました。

城の周りをぐるっと簡単に見て回ると、茶店が何軒かと、ちょっと覗いて見るだけの建物がいくつかあります。ざっと見た感じでは、その他にはめぼしい物は無いようです。お寺に入って中を見ることが出来ればきっと面白かったでしょうが、この時は結婚式のため中に入れませんでした。周囲には、家康館、大手門など、ビデオに収めておきたいものがいくつか目に留まります。それ以外には、家康の記念碑のほか、全く予想もしていなかった物で、何とアラモ砦(あのテキサスのアラモ)の記念碑がありました。私が想像するに、アラモ砦で起こった悲劇に強い感銘を受け、それと岡崎城にまつわる出来事との間に何か類似点があって、それでこれらふたつの記念碑が作られたのだと思います。こればかりは、全く予想外な発見でした。これは、「いつも自分が注意していれば、どこでも何か新しい発見があるものだ」という良い教訓になりました。

前号 -

次号 -

目次




このサイトは、デクラン・マーフィーとYAMASAの学生、メディア工房のスタッフによって作製・管理されています。
© Yamasa