黄士魁さん(台湾, アドミッションコーディネーター)
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| 黄士魁さん |
YAMASAの中国語アドミッション・コーディネーターとして勤めてきた黄士魁さん(ピーターさん)が、4月上旬に退職し、台湾に帰国することになりましたので、お別れの挨拶代わりにインタビューをしました。
ジョン:「ピーター、行ってしまう前にニュースレターのインタビューさせてもらいたいなって思ったんだけど、時間ある?」
黄士魁:「はい。いいですよ。」
ジ:「じゃ、まずは今の自分の仕事を簡単に紹介してくれる?」
黄:「はい。学生さんたちの困りごとを解決したり、問い合わせメールに返信したり、名古屋空港へ新入生を出迎えに行ったり、YAMASAの台湾オフィス、香港オフィスとのコミュニケーションを取ったり、ホームページを英語から中国語に翻訳したり、その他、いろいろな仕事があります。」
ジ:「YAMASAには結構長い間居たよね?正確にはどれくらいになる?」
黄:「2年近くです。内、2001年の1月から12月までの1年はAIJPコースで勉強して、2002年の4月から正社員としてYAMASAで働き始めました。」
ジ:「仕事についてはまた後で聞くとして、勉強していた当時はどんな感じだった?」
黄:「先生たちの大きな助けに支えられて、上達は速かったと思います。YAMASAの中でも上から2番目のレベルのクラスまでいったし、日本語能力試験2級にも合格しました。」
ジ:「勉強先として、YAMASAを選んだ理由は何だったの?」
黄:「たくさんの人がそうだと思うけど、最初はインターネットで知りました。その時は、ウェールズのカーディフ大学を間もなく卒業する頃で、卒業後の進路について、将来の計画を練っていた時だったんです。当時は中国語以外には英語しか話すことができなかったので、そのまますぐに台湾に戻っても、いい仕事に就くには、まだ能力不足だと思ったんです。それで、もうひとつ外国語を身に付けるのがいいと考えて、日本語を勉強することに決めました。」
ジ:「イギリスでは何を勉強したの?」
黄:「MBAです。」
ジ:「向こうでの生活は楽しかったですか?」
黄:「はい、もちろん。台湾とは全く異なる文化の国なので、現地の生活に適応するのは大変でしたが、とても貴重な経験だったと思います。」
ジ:「カーディフの辺りは、雨がよく降るでしょ。」
黄:「ほんとに。いつも雨ばかりでした。」
ジ:「では雨の記憶は除いて、カーディフでの生活で、最も印象的だったことと言えば何を挙げる?」
黄:「一番と言えば、やっぱり1999年のラグビーワールドカップですね。残念ながらチケットは全て売り切れで、自分自身では試合を観戦してないですけど、カーディフスタジアムでの試合が終わると、勝ったチームのファンたちは、皆通りで歌ったり叫んだりしながら、大騒ぎしているのを見たことをよく覚えています。同じグループに日本チームがいたので、僕のことを日本人だと間違えて、快く思っていない人たちもいましたね。」
ジ:「イギリスから日本へ来たとき、どれくら日本語ができたの?」
黄:「カーディフ大学で1ヶ月間、午後7時〜8時までの夜間コースを取っていたので、少しは日本語を知っていました。私の両親は日本語を流暢に話すので、そのコースを修了した後で台湾に戻って両親と日本語で話した時、私の日本語に英語訛りがあることにとても驚いていました。」
ジ:「なるほど。英語訛りの日本語を話す台湾人か。確かに妙だな。話は変わるけど、今、どこに住んでる?」
黄:「今現在はYAMASAのヴィラ1にひとりで住んでいますが、学生の時は、スチューデントビレッジに住んでいました。」
ジ:「それらを比較してみて、個人的にはどう思う?何か違いがある?」
黄:「そうですねえ、ビレッジには生活必需品はほとんど全て揃っているし、共同スペースは、管理人さんがいつも掃除して清潔に保ってくれていました。だから自分では、自分の部屋の中のことをするだけでしたね。そして、光熱費の全てが寮費に含まれていたので、生活費を計算するのが簡単でした。お金のことを気にせずに、エアコンを使い放題にしていましたし。ビレッジと比較すると、ヴィラ1の方がプライバシーが多いし、環境も静かで、勉強したり読書したりするには向いていると思います。ヴィラにはインターネットに接続できる設備がありませんが、それも個人的には問題ありませんでした。職場のコンピューターがいつでもネットワークに繋がっていましたから。」
ジ:「高給で、何でも至れり尽くせりということ以外、YAMASAに就職した他の理由がありますか?」
黄:「いきさつはちょっと複雑です。YAMASAに入学するとき、YAMASAの高雄オフィスを通じて入学手続きをしました。そしてその後で、まだYAMASAの学生だった時、高雄オフィスからデクランに『翻訳のアルバイトとしてどうか』という話が行ったんです。そして日本語を勉強しながら翻訳のアルバイトをたくさんして、その結果、正社員になったんです。」
ジ:「全体的に、仕事はどんな感じ?正直にね?」
テーブルの下で、封筒が手渡される・・・。
黄:「仕事をしながら、デクランからや、自分自身で多くのことを学びました。この1年間で、英語も日本語も、両方ともさらに上達しましたよ。いい経験でした。」
ジ:「じゃあ、反対に悪い点はあったかな?」
黄:「ホームページにはっきりと書いてあって、それを見ればすぐに分かることを質問されると、ちょっと面倒臭いと思ったことはありましたが、それ以外には特に。」
ジ:「4月以降の予定は?」
黄:「まず台湾へ帰ったら、仕事を探します。」
ジ:「近い将来結婚するって聞いたけど。」
黄:「そうです。2、3ヶ月の内には婚約を済ませ、その後間もなく結婚します。」
ジ:「では最後に。1年間勤めてきて、この仕事で一番良かったことは?」
また別の封筒が、しかもさらに大きな封筒がテーブルの下で渡される。
黄:「たくさんの人たちと知り合えたことですよ。本当にたくさんの友人ができました!」