クリスチャン・ラミーレツさん(メキシコ, AIJP)
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| クリスチャン・ラミーレツさん |
メキシコ出身のクリスチャンさんは、この10月から、就学生ビザでAIJPコースに入学しました。
ジョン:「インタビューのために時間を割いてくれてありがとう。」
クリスチャン:「全然問題無いですよ。」
ジ:「万事順調?」
ク:「そうですね。コースの内容はいいし、とても楽しいものだよ。」
ジ:「授業の進行速度は丁度いいですか?」
ク:「人それぞれに合ったペースがあるから、個人的な意見になるけど、僕には丁度いいですよ。速過ぎず、遅過ぎず。」
ジ:「YAMASAについては何で知りましたか?」
ク:「初めはメキシコの家族に頼んで、日本語の日本語学校について何か情報を集めて欲しいって頼んだんだ。でも、残念ながら何も見つからなかった。で、自分でインターネットで探してみたところ、とりあえず5、6校見つかって、全てに問い合わせをしたけど返事があったのは3、4校でした。その後、ずっと連絡が絶えなかったのがYAMASAだったってところでしょうかね。」
ジ:「どうして日本語を勉強していますか?」
ク:「実は僕には夢があって、それに向けて努力しているところですけど、もしその夢が叶わなかった時に備えて、よりどころとなるものが必要なんです。僕は英語ともちろんスペイン語が話せますし、それに加えて日本語ができるようになれば、恐らく国際的なビジネスの場で、どうにか職が見つかるかなあって思っています。」
ジ:「夢?それについてもう少し詳しい話を聞いてもいいですか?」
ク:「はい。僕はプロレーサーになりたいんです。」
ジ:「レーシングカードライバー?」
ク:「はい、そうです。」
ジ:「どんなカテゴリーのレースですか?」
ク:「まずはゼロヨンから始めました。ストリートの違法なやつですけどね。」
ジ:「自分自身の車で?」
ク:「ええ。運転席以外のシートは全部取り外して、バンバーも取って、車重を軽くして速く走るために、要らないものは全部取りはずすんです。それから実際にサーキットで走るようになって、本当にレースの魅力に取り付かれたんです。レーシングスクールでは、運転初日に事故りましたけどね。その後、サンフランシスコのレーシングスクールにも通うようになって、すぐにセミプロにまでなりました。その頃、何もかも順調だったんですが、ある時スポンサーが身を引いてしまって、ジ・エンドです。いつかプロドライバーになって、オープンホイールの本当のレーシングカーで競技に出たいですね。」
ジ:「レースの他には、YAMASAに来る前に何かしていたことがありますか?」
ク:「メキシコのティファナで日本語を勉強していました。カニ加工場で働くために2回ほどアラスカに行ったこともあります。ハードワークでしたけど、いいお金になりました。その他にはメキシコで、大学に通いながら、週末だけプロレス会場の警備員の仕事をしていたこともあります。なかなか面白い仕事でしたよ。」
ジ:「もう岡崎でもアルバイトを見付けたって聞きましたけど。」
ク:「はい。でもそれはお金のためと言うより、日本人の友達を作ったり、日本語を使える環境に自分をおくためです。」
ジ:「どんな仕事ですか?」
ク:「もうすぐクリスマスでしょ。近くのショッピングモールでサンタに扮したアルバイトをするんです。」
ジ:「サンタになるって、どんな気分?」
ク:「子供たちが、『サンタ!サンタ!』って叫ぶのを見ると楽しいですね。小さい赤ちゃんは、まるで目覚まし時計のスイッチが入ったみたいに、サンタを見ると突然泣き始めるけど。中にはジロジロ変な目で見る人もいるけど、別に気にはならないよ。」
ジ:「岡崎についてはどう思いますか?」
ク:「本当に日本に来る主たる目的が日本語の勉強なら、ベストロケーションですね。イベントが豊富で退屈しないし、かといってうるさ過ぎない。必要なものは何でもあるし、スパーマーケットもたくさんあって、生活には何の不自由もない。」
ジ:「ではYAMASAの施設についてはどう思いますか?」
ク:「いいですよ。自転車置き場が狭いのにはちょっと不便してますけど。」
ジ:「先生たちは親切で、対応は迅速ですか?」
ク:「はい。それに僕がアルバイトで日本語を必要としていることを知っているので、授業後、仕事では使うけど授業では習わない日本語をわざわざ教えてくれます。」
ジ:「10月に来日してから、どこかへ旅行しましたか?」
ク:「そうですねえ、、、まあ強いて言えば、名古屋の入国管理局かな。再入国許可証を取りに行きました。」
ジ:「YAMASAのコースを終えたら何をしますか?」
ク:「いい質問ですね。まず、いつYAMASAでの勉強を終えるか分かりません。YAMASAで勉強するだけでは、多分、僕にとって十分ではないと思います。いくつか計画はありますが、今の時点では、どれが良い選択になるかまだ分かりません。恐らく、英語、スペイン語、日本語を話せる人材を必要としている会社に就職することになると思いますが。」
ジ:「これからYAMASAで勉強する人に何かアドバイスをお願いします。」
ク:「来る前にできるだけの勉強をしておくこと。少なくともひらがなはマスターしておくべきです。それと、上達には時間がかかるものですから、焦らず、我慢強さも必要です。そしてやる気を維持するために、将来の夢、目的意識を持つことも重要です。」
ジ:「最後に読者に何かメッセージを。」
ク:「皆さん、夢は最後まで諦めないこと。そしてこれまで僕を支えて下さった方々、これからお世話になるかも知れない方々、この場を借りてお礼を申し上げます。」
ジ:「今日はありがとう。」
ク:「いいえ、こちらこそ。」