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カリン・大橋さん(日本, AIJP)

カリン・大橋さん
カリン・大橋さん
今朝、YAMASAUビルへ行って、今週のニュースレターのインタビューに答えてくれるかどうか、カリン大橋さんに聞いたところ、快く引き受けてくれました。彼女は、今日の午後、選択授業を取っていないので、午後にインタビューをする約束をしました。インタビューは、日本語でしました。

パティ:「こんにちは、カリンさん。今日はインタビューに応じてくれてありがとう。」
カリン:「いいえ、どういたしまして。」

パ:「早速始めましょうか。日本には、いつ来ましたか?」
カ:「2002年の6月です。長野県の松本で、7ヶ月間、英語とドイツ語を教えていました。」

パ:「長野は、岡崎と比べ、どんな場所でしたか?」
カ:「長野は山が多くて自然が豊富で、景色がいい所です。でも、岡崎の方が、勉強するには向いている場所だと思います。」

パ:「どうしてそう思いますか?」
カ:「私の目的は日本語を勉強することですから。長野には、YAMASAのような日本語学校はありませんでした。私は以前に、だいたい2年ぐらい前だったかな、YAMASAに来たことがあって、SILACで4週間勉強しました。」

パ:「そうだったんですか。岡崎の印象はどんなものですか?」
カ:「第一印象は、日本のどこにでもありそうな地方都市のひとつだって感じでしたけど、今は、勉強するにはとても良い場所だと思っています。」

パ:「そう言えば、そもそもどうして日本語を勉強しているんですか?」
カ:「私の父は日本人で、母はスイス人です。でも家の中では、日本や日本語との接触が全く無いんです。特別な時には、父が日本料理をつくってくれたり、折り紙を教えてくれたりしましたけど、それ以外は、私は日本について全く接点がありませんでした。」

パ:「ということは、2年前にYAMASAに来てSILACコースで勉強したときは、ほとんど何も知らない状態からスタートしたんですね。」
カ:「はい。それより前に、今から6年前ですけど、親戚を訪ねて日本に来た事がありました。大阪に住む叔父と、沖縄に住む叔母です。でも、当時は日本語を話すことができませんでしたから、次に会うときまでに、単なる挨拶だけじゃなくて、ちゃんと日本語で会話ができるようになりたいって、強く思ったんです。だって、自分の親戚とコミュニケーションできないって、寂しいことじゃないですか。」

パ:「YAMASAについては、どうやって知りましたか?」
カ:「インターネットで日本語学校を検索しながら、YAMASAのホームページを見つけました。」

パ:「以前にSILACで勉強して、今はAIJPのEクラスで勉強していますよね。2つのコースを比較して、何が異なる点だと思いますか?」
カ:「最初にSILACコースで勉強した時には、当時、私はほとんど日本語を知りませんでしたから、毎日たくさんの単語を覚えなければなりませんでした。それは大変のことでしたが、それで日本語が話せるようになりましたから、とても良かったと思います。今在籍しているAIJPコースでは、別の目標を持って勉強しています。私は、ある程度日本語を話せるようになりましたので、今はちゃんと正しい文法を使って話せるようになりたいと思っています。」

パ:「日本語を勉強する中で、どんなところが一番難しいと感じますか?」
カ:「自動詞と他動詞を区別することですね。例えば、特に、聞き取りの時に難しいと感じます。『私の財布は泥棒に盗られた。』とか。松本に居た頃、できるだけ多くの日本語を覚えようと努力しましたが、その時に方言が身に付いてしまったため、正しい文法を勉強して、正しいイントネーションで話すのが難しいです。だから、今、AIJPコースで勉強しているんですけどね。」

パ:「どのように勉強しますか?」
カ:「私はホームステイしてるので、毎日ステイ先から通っています。通学には電車を使いますから、その時間を使って車中で勉強します。ホストファミリーとは日本語でコミュニケーションしますから、それがちょうどスピーキングとリスニングの練習になってますし、もし何か分からないことがあれば、家族に質問して教えてもらうこともできます。」

パ:「どこでホームステイしていますか?」
カ:「犬山です。」

パ:「犬山!?岡崎からかなり遠いですよね。」
カ:「はい。電車で片道1時間ぐらい掛かります。でも、5月中旬から、ステイ先が岡崎市内に変わることになっています。」

パ:「それは良かった。ホストファミリーとは、普段一緒にどんなことをしますか?」
カ:「岡崎から犬山まではかなり時間が掛かりますから、私が帰宅する頃にはもう6時を過ぎていて、ちょうどお母さんが晩ご飯の準備をしています。私はそれを手伝いながら、その日学校であったことなどを話します。」

パ:「犬山市について、少し紹介してください。」
カ:「そうですねえ、日本の中でも最も古いお城のひとつとして犬山城が有名ですよね。それに、犬山では鵜飼いを見ることもできます。そう言えば、ちょうど先週、リトルワールドへ行きました。世界の国々の文化のミニチュア版が集まっていて、とても面白かったです。今度は、いつか明治村へ行ってみたいです。」

パ:「ここでちょっと話題を変えますが、クラスの先生たちはどうですか?」
カ:「授業は4人の先生が交替で教えてくれます。皆、いい先生です。以前、沖縄の叔母のところに滞在したとき、実は1ヶ月、日本語学校で勉強しました。今振り返ってみると、YAMASAとは全然違いましたね。先生は、確かにいい先生たちでしたが、学生に甘かったと思います。例えば、作文を書かなければならない時、中には怠けて居眠りをする生徒がいても、先生はそういう状況を無視していましたが、YAMASAでは違います。何て言うか、とてもプロフェッショナルな感じがします。どういうことかと言うと、私が自分が勉強していることについて質問をすると、いつも適格な答えが返ってくるんです。説明が分かりやすくて、学費を払った価値があるって実感させてくれますね。」

パ:「YAMASAでの勉強を終えた後で、何か予定がありますか?」
カ:「6月にコースを修了したら、北海道へ行って、できれば、父の友人のホテルで2、3ヶ月働きたいです。でも、もしそれが無理ならば、スイスに帰るまでの間、ただあちこち旅行したり、松本の友達を訪ねたりします。9月からは、向こうの大学で建築学を専攻することになっています。」

パ:「最後に、新入生の皆さんに何かアドバイスやメッセージをお願いします。」
カ:「もし本当の日本を体感したいなら、是非ホームステイすることをオススメします。スチューデントビレッジのような学生寮も楽しいですが、ホームステイでは全く違った感覚を味わえるでしょう。」

パ:「今日はインタビューに答えてくれて、ありがとうございました。」
カ:「こちらこそ楽しかったです。」

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